仙台市若林区の診療所  やまと在宅診療所あゆみ仙台 【訪問診療・往診・予防接種】

過去の院長ブログ


 第16話 Gの力
投稿:星野

宇宙飛行士が無重力空間に長く滞在していると、筋力の低下や筋肉の萎縮が進んだり、骨粗鬆症が進んだり、心機能が低下するなどの体の異変が現れることが知られていますが、日常生活でも、重力(=G)の大切さ実感することがあります。

 

具体例1)

例えば、ベット上では全く無表情だった患者さんが、車椅子に体を起こした状態で診察すると、顔の筋肉が引き締まり、表情がとても豊かになっていてビックリすることがあります。

 

Gは人の表情を引き出す力があります。

 

具体例2)

そして、今まで寝たきりで、下剤や浣腸が欠かせなかった患者さんが、リハビリを頑張り、ポータブルトイレに起きられるようになったら、下剤や浣腸が一切要らなくなったということがありました。

 

Gは腹圧を有効に働かせて便通を改善させる力があります。


具体例3)

さらに、2013年に楽天イーグルスが日本シリーズでジャイアンツと対戦して念願の優勝を果たしました。


ジャイアンツが日本シリーズで楽天イーグルスと対戦したときのアンチGは、東北を感動させる力があります!



人はGに引っ張られたり、逆らったりすることで、より人間らしい生活ができるのです。Gの力を健康や介護に生かしていきたいものですね。

 



2019年1月7日(月)

 第15話 初づくし
投稿:星野

東京の豊洲市場では、初競りが行われ、278kgのマグロが3億円以上で競り落とされたニュースがありました。

 

落札したすし店では、新鮮で脂の乗ったマグロが堪能できそうですね。うらやましい〜!

 

年が明けて、初詣、初夢、初売り、書初め・・・と「初」の付くイベントが目白押しですが、この「初」を調子よく乗り越えて、この1年を幸先良くスタートをしたいものです。

 

年が明けて、初めて訪問した家庭や施設でも、「今年初めて測定した血圧はとても安定していました」、「元旦から気持ちよくお通じがありました」、「今年初めてのお風呂はとても気持ちよかったです」といった報告があり、一緒に喜びを分かち合いました。

 

そして私は、今日、今年初めて体重測定をしてみました。

 

お正月に少々食べ過ぎてしまい、恐る恐る体重計に乗ってみたのですが、なんとか目標体重をキープしており、喜びを分かち合う人がいないので(?)、喜びを一人独占しました。

 

こちらの方は、今年一年、脂が乗らないように気を付けていきたいと思います。



2019年1月6日(日)

 第13話 箱根駅伝と人間ドラマ
投稿:星野


お正月は箱根駅伝をテレビ観戦して過ごされた方が多いと思います。

 

箱根駅伝は、東北に馴染みのある大学は出場しないのですが、地方紙のスポーツ欄には地元出身選手の話題が載りますし、中継のテレビ画面には出身高校が表示されますので、地元のランナーの応援には力が入ります。

 

私の場合、過去に私が担当した患者さんの兄弟が選手として出場したり、私が出場した大会のゲストランナーとして招かれていた選手が出場したり、思い入れのあるランナーを応援しています。

 

箱根駅伝は今や国民的なイベントですが、一見、華やかなその裏には、たゆまない努力や苦難、葛藤、数多くのサポートがあり、そこで繰り広げられる様々な人間ドラマから学ぶことが特に大好きです。

 

選手の皆さんは、実業団に進むランナーもいれば、箱根駅伝を最後に競技から離れるランナーもいて、卒業後は様々な道を歩んでいくことになりますが、“箱根駅伝を走った”という経験は、これからの人生にとってかけがえのないものになるでしょうし、これを糧に、それぞれの道で活躍してほしいと思います。

 

個人的には、私が走ったことのある東京マラソンや湘南国際マラソンのコースは、箱根駅伝のコースと一部が重なっており、“箱根駅伝のコースを走った”という経験は、私の自慢の一つになっています。


2019年1月3日(木)

 第12話 紅白歌合戦の楽しみ方
投稿:星野

大晦日は家族でテレビを見て過ごされた方が多いと思います。

 

紅白歌合戦の視聴率の低下が嘆かれて久しいですが、年齢が増すにつれ(?)、やっぱり紅白だという方も多く、私も、年明けの診療での話題作りのためにも、紅白は外せません。

 

と言っても、今や出場者の半数は、私が名前さえ知らない歌手やメンバーになってしまいました(汗)。

 

それでも、紅白歌合戦を視聴することは、いろいろと知性や感情に働きかけて、私を含めた中高年者の心身に良い影響を与えるのではないかと思います。


1)思い起こす

過去の紅白や平成年間の出来事、今年の出来事を振り返る企画が満載で、記憶をたどることができました。

 

2)度肝を抜かれる

郷ひろみさんの昔と変わらないキレのある動きやノリノリの歌に驚嘆。ちなみに、私の言う昔とは1980年代です。あ〜懐かしい。

 

3)癒される

松田聖子さんの昔と変わらない美貌と、包まれるような優しい歌声にうっとり。

 

4)ハラハラする

年々、出演者の振り付けが激しくなってきましたが、大勢がステージで刀を振り回して、誤って隣の人を切り付けたらどうするのかハラハラ。

 

5)もらい泣きする

他の会場で出場すると思っていたユーミンがサプライズ出演し、感動した出演者が涙を流す姿を見てもらい泣き。


6)納得する

在宅女性患者さん人気ナンバーワンの氷川きよしさんの華のあるステージを見て、その人気ぶりに納得。

 

7)熱狂する

最後にゲスト出演したサザンオールスターズの全員を巻き込んだステージで、まるでライブの会場にいるような感覚になり熱狂。

 

ちなみに、数多くの歌手の中で、私の心に最も響いた歌詞が西野カナさんのトリセツのこの部分です。

 

♪もしも少し古くなってきて目移りする時は、ふたりが初めて出逢ったあの日を思い出してね♪

 

在宅医療は家族を含めて皆で支え合うことがとても大切ですが、どんなに近い存在でも人間関係は山あり谷あり。しかし、うまくいかない時ほど、初心を大切にしたいものです。


2019年1月1日(火)

 第11話 仕事納めの合言葉
投稿:星野

毎年、最終金曜日は仕事納めという職場も多いでしょう。

 

先のブログで、良いお年を!の話題を書きましたが、この日は、もう一つ付け加える合言葉があります。


忘れずに書きますが、この言葉を話すときは、けして真面目な顔をしてはいけません(笑)。

 

それは・・・、

「今年は絶対に会わないことにしましょう」

「今年は二度とお会いしたくないですね」


仕事納めを過ぎて、私と患者さんや関係者の皆さんが顔を合わせるのは、患者さんの体調が不安定な時。


けしておめでたいことではありません。

 

したがって、この言葉には、患者さんが元気に穏やかに年越しをしてほしいという願いが込められています。

 

今年は金輪際、私とは合わないようお祈りしています。

 


2018年12月29日(土)

 第10話 訪問診療での話題 プロ野球編
投稿:星野

訪問診療では色々な話題が出ますが、プロ野球の話題もその一つです。特に、好きな球団の話題が出た時は、患者さんの目が生き生きしてくるのがわかります。


したがって、オフシーズンであっても、話題に事欠かないよう、プロ野球の情報収集は欠かせません。

 

楽天ファンの患者さんには・・・「今年はとても残念な成績だったですが、西武から浅村選手も加入したし、結婚したばかりの松井投手が復活すればきっと来年はイケますよ。是非一緒に応援しましょう!」(去年も同じような話をしていたような・・・)

 

巨人ファンの患者さんには・・・「今年も残念な成績に終わってしまいましたが、原監督が戻って来るし、広島から丸選手も加入したし、来年は期待が持てそうですね!」

 

広島ファンの患者さんには・・・「生え抜きの選手の活躍がすごいですね。それぞれの選手が自分の役割をしっかり果たしているから優勝できるのですね!」

 

阪神ファンの患者さんには・・・「藤波投手は復調の気配があるし、彼が復活したらきっと優勝戦線に絡んでくること間違いなしですよ!」

 

日本ハムファンの患者さんには・・・「来年、清宮選手は飛躍の年になるでしょうし、金足農業の吉田投手が1年目から活躍したら東北が盛り上がりますね!」

 

そして、中にはオリックスファンという方も・・・「えっ?え〜と・・・イチローが戻って来るといいですね・・・・」(しどろもどろ)

 

私の来年の抱負は、全盛期のイチロー選手のように、どんな“変化球”も打ち返せるようになることです。


2018年12月27日(木)

 第9話 日本人のあるべき理想の姿
投稿:星野

先日、天皇陛下が85歳の誕生日に際し、会見されました。

 

訪問先では歴代の天皇陛下のお写真を自宅に飾っている家庭が少なからずあります。

 

天皇陛下を敬いながら、人生を歩んできた方は非常に多いと思いますが、私もその一人です。

 

天皇陛下は会見の中で、被災者、戦争被害者、テロの犠牲者、沖縄県民、日系人、障害者に思いを寄せ、世界の平和を願い、そして陛下を支え共に歩んでこられた皇后さまには労いと感謝を、皇太子さまと秋篠宮さまには信頼の言葉を述べられました。

 

憲法では、天皇陛下は日本国の象徴となっていますが、私は日本人のあるべき理想の姿だと思っています。

 

それは様々な人々に思いを寄せ、感謝、労いを率直に言葉に表し、包み込むような愛情を持って、同じ目線で穏やかに語りかける姿です。

 

その中で、私が最も印象に残っているのは、皇后さまと散歩されている時。

 

いつも腕を組み、寄り添い、静かに語り合う様子は家庭人としても理想です。

 

よく考えると、これは、これから在宅医療の進むべき道を示しているように思えます。

 

在宅医療とは、人の人生を支えるすべてではなく、ほんの一部。

 

しかし、人の人生に、感謝、労い、愛情、包容、信頼を添えることにより、人が穏やかに生きていくお手伝いができる。

 

平成の30年間、天皇陛下と同じ時を生きることができ、とても幸せを感じています。



2018年12月26日(水)

 第8話 クリスマスの演出
投稿:星野

今日はクリスマスです。

 

各家庭や施設では、1週間ほど前から、クリスマスツリーやイルミネーションで玄関先が飾られ、目を楽しませてくれます。

 

ある施設の玄関のガラスドアには、内側からクリスマスにちなんだかわいい絵がパウダーで吹き付けられ、幻想的な雰囲気を醸し出していました。

 

ちょっとした心遣いが、気持ちを大いに和ませてくれます。

 

我が家のクリスマスは、イブの夜に子供達が寝静まってから、室内のクリスマスツリーのわきにプレゼントを置いておくという演出をしています。

 

子供達には、「サンタクロースのおじいさんは高齢になり、私が主治医になり在宅医療をしている」こと、「子供達のプレゼントは、サンタの長男が引き継いで担当している」こと、「我が家のプレゼントの要望は、サンタの長男に伝えている」ことになっています。

 

将来、子供たちが、父親が実はサンタクロースであったと現実を知った時、夢を運び続けた父親を尊敬してくれるのか、はたまた夢が壊れてしまったと落胆してしまうのか、ちょっとハラハラしながらクリスマスを過ごしています。



2018年12月25日(火)

 第7話 良いお年を!
投稿:星野

12月後半に入り、今年最後の訪問診療という方が多くなってきます。

 

そんな患者さんに私が必ず掛ける言葉があります。

 

「今日は12月〇日です。あともう少しで年越しになりますね。良いお年をお迎えください!」

 

寝たきりの方には、今日は何月何日なのかよくわからないまま生活している方もいて、必ず今日の日付をお伝えし、年越しが近いことをお知らせします。

 

やはり、日本人にとって年越しは特別な時間。

 

私の言葉には、今年もずっと温かく迎えて下さったことに対する感謝、ここまで精一杯生きてこられたことに対する尊敬や労い、新年をその人らしく迎えてほしいという願いが込められています。

 

そして、患者さんには、なんと元旦が誕生日という方もいらっしゃって、そんな方に対して「良いお年を」は「良いお歳を」という意味も込められることになります。

 

短い言葉ですが、「良いお年を!」は私にとって大好きな言葉の一つです。

 

皆さん、良いお年を!


2018年12月22日(土)

 第6話 私、おめでたですか?
投稿:星野

訪問診療では、高齢で難聴の方に対しては耳元で大きな声でコミュニケーションをとるようにしていますが、患者さんの聴き間違いで、思わぬ展開になるときも・・・。

 

私(患者さんに向かって)「とてもお元気そうで安心(あんしん)しました」

 

患者さん(怪訝そうに)「えっ、妊娠(にんしん)?」

 

私「いえいえ、お元気そうなので私がとっても安心したんです。でも、体調よく過ごされていることが何よりの“おめでた”ですね!」

 

患者さん(笑いながら)「そうね。きちんと食べられるし、お通じもきちんと出ていますしね」

 

私「お通じも安産なんですね!でも、難産になってきたら連絡してくださいね」

 

これからも、患者さんに大いに笑いが生まれるように”気張りたい゛と思います。



2018年12月21日(金)

<<前のページ 最新 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 最初 次のページ>>

現在21ページ目を表示しています



やまと在宅診療所あゆみ仙台
〒984-0042 宮城県仙台市若林区大和町3-10-1 内ケ崎ビル2F
022-766-8513

Copyright (c) Sendai Home-care Support Clinic All Rights Reserved.