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第52話 新時代の幕開け |
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投稿:星野 |
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元号が「令和」と発表されました。
昨日は、どこに行っても元号の発表を報じるテレビ番組を見つめている方ばかりで、一緒に新しい時代のお祝いができました。というより、テレビに夢中になっている患者さんの邪魔をしないようにそっと診察しました。
今回、発表された「令和」は、645年の「大化」から数えて248番目の元号ですが、前回の「平成」の発表とはいくつかの点で異なっていることがあります。
それは、天皇陛下が生前退位なさるので、発表から1か月間の移行期間があること、平成の時のような自粛ムードが一切ないこと、初めて日本の古典から言葉が引用されたことなどです。
私は昭和の戦後生まれですが、昭和と言えば忌まわしい戦争の記憶が刻まれている方も多く、平成に移行する際、「戦争と決別して、一つの時代にけじめをつける」という意味が強かったと思いますが、今回は「平成を名残惜しむ」という方も多いかもしれません。
また、今回の元号が引用された万葉集は、奈良時代に編纂された最古の和歌集で、そこには天皇や貴族だけでなく、幅広い身分の人々の歌が収められており、今回の選定の意義を感じることができます。
令和が引用された万葉集にある「初春令月、気淑風和」は、「初春のこの良い月に、気は良く風はやわらか」という意味だそうですが、今の季節感ピッタリの言葉から引用されていることに感心してしまいます。
過去を振り返ってみると、紀元前660年に初代天皇である神武天皇が即位し(日本の建国記念日である2月11日はこの神武天皇が即位した日とされています)、それから実に2679年の間、天皇の系図は途切れることなく脈々と受け継がれてきました。
元号にはその時代の背景や願いが反映されるものですが、世界で最も古い皇室を持ち、世界で唯一の元号を持つ日本の国民として、新時代の到来を噛みしめ、令和が私達にとって素晴らしい時代になってほしいと心から感じています。 |
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2019年4月2日(火) |
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