第264話 コロナワクチン接種 |
投稿:院長 |
2月に入り、当院でもコロナワクチン3回目の接種が始まりました。 自宅や施設を巡回して接種するので、大規模接種会場と違い、1日で接種できる人数が限られているのですが、コロナ感染症患者が増える中、一般診療と両立しながら早く接種してほしいという要望にどう応えていくか頭を悩ませています。 昨年の1〜2回目の接種は、ほぼ全て土曜日に巡回して行ったのですが、3回目の今回は、接種希望患者がかなり増加し、曜日ごとに診療地域が決まっている患者さんの中で接種券が確認できる方、重症化リスクの高い方、デーサービスなどで外部との交流がある方など、いろいろな要素を考慮に入れて接種するようにしています。 また、老人施設では、施設担当者が患者さんや家族の要望を聞き、早々とすべての患者さんの接種券を取り寄せ、予診票の記入や、接種リストの作成まで速やかにやってくださるところがある一方で、なかなか接種希望者や接種券の確認作業が進まず、当院で患者さんやご家族に直接確認をしなければいけないところもあったりで、対応に差があるのも事実です。 どのような施設であっても、患者さんを自施設に入所させている以上、患者さんの健康管理を一方的に医療機関に委ねてしまうのではなく、患者さんの大切な生活や健康を自分達が預かっているという意識を強く持っていただきたいと思います。 「準備は整っているので、いつになったらワクチンを打ってもらえますか?」 「準備は整っているので、早く接種をお願いします!」 という声(圧力?)が私達を動かすのです。 皆で、コロナ感染症を乗り越えていきましょう! |
2022年2月24日(木) |
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