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 第221話 日本人の感覚
投稿:院長

一概に開業と行っても、事業所の選定や契約、内装工事、行政への申請、銀行からの融資、リクルート、家具や医療機器、医薬品の発注、広告など、多岐にわたる手続きを同時に進める必要があり、4月の1か月間は、一気に事を進展させるために、朝から晩までどこか見落としたところはないか、確認しながらの毎日でした。

 

振り返ってみると、この間、関係者の方々と、人生で最多となる書類やメールのやり取りをしました。

 

こういった様々な文章を書いて感じたことは、自分はやはり日本人だということです。

 

欧米メディアによる報道などでは、大統領でさえも名前を呼び捨てにしたり、まだ出会ってから間もないビジネスの相手に対しても、メールの文頭には「Hi Michael(ハイ!マイケル)」などと親愛的な挨拶から入ったりします。

 

しかし、日本では、〇〇大統領とか、〇〇氏とか、〇〇社長とか必ず肩書や敬称を付けないと失礼と考えられています。

 

私も、何度もメールを交わして親しいはずの相手に対しても、「ハイ!あゆみ」などと馴れ馴れしい呼び方をすることに、強い抵抗を感じてしまうのです。

 

日本語には、〇〇さんとか〇〇君という表現がありますが、自分には一番しっくりくる敬称で、私なりの親愛表現として、どんどん使っていこうと思っています。

 

ところで、こんな丁寧な日本社会でも、ある特定に人に対して、メディアで呼び捨てにしていた時もあったそうです。

 

それは刑事事件の被疑者に対してです。

 

ところが、人権意識が高まる中で、被疑者の段階で呼び捨てにすることに批判が高まり、1980年代に「〜容疑者」と呼称を付け加えるようになったそうですが、今では、容疑者=犯人のような感覚で使われ、すっかり軽蔑的な響きになってしまいました。

 

そういえば、新規開業に便乗して、〇〇から業務委託を受けていると名乗ってしつこく商談を持ち掛けてくる怪しい会社がありましたが、「偽計業務妨害の容疑者」にならないよう注意が必要なのでは・・・?


2021年5月8日(土)

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