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第398話 長寿の源泉 |
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投稿:院長 |
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当院では105歳を超える超高齢者を2名診療しています。 先日、このうちの一人であるIさんの診察にうかがいました。 Iさんは、今も歩行はもちろん、身の回りのことが自立しているスーパーセンテナリアンです(数年前までは確定申告の計算もされていたとか)! 元気な超高齢者で共通していることは、ちょっとした体調不良があっても必ず回復することです。 Iさんは、11月に発熱や血便などがあり、自宅で点滴を受けて静養していましたが、数日後には何事もなかったように見事に復活されました。 Iさん家では茶道教室を開いており、Iさんも以前は茶の湯・裏千家の指導をされていたそうで、現在はお嫁さんが引き継いでいます。 というわけで、Iさん家を訪問するとお茶が出てくる確率が高く、診療アシスタントから事前に作法を教えてもらいました。 「お茶を飲む前にお菓子をまず食べて、両手で茶碗を持って時計回りに2回転して茶碗の正面を自分に向けて飲むといいようです」 診察が終わるころ、期待通り?お嫁さんがお茶を立てて下さいました。 アシスタントの言う通りに、まずお菓子を食べてからお茶をいただこうとすると、さっそくIさんとお嫁さんから指導が入りました。 「左手でお茶碗を下から支えて、右手を右側に添えてください」 「お茶碗は、時計回りに180度回転させるように2〜3回で回してください」 「回し終わった後、茶碗の図柄がある方を自分とは正反対の正面に向けるようにしてください」 あららら・・・アシスタントの事前の説明とずいぶんと違うな〜・・・・(汗)。 といった調子でハプニングがありましたが、無事にIさんの茶道教室・・・ではなく、診察を終了してきました。 茶の湯の作法を指導してもらうのはこれが初めての体験でしたが、Iさんの「長寿の源泉」が身体に染みわたって、なんだか自分の寿命が延びた感じがしました。 というわけで、次回のIさんの訪問では、診療アシスタントの「裏目千家」ではなく、本物の裏千家の作法をしっかりと学習してから茶の湯に臨みたいと思います(笑)。 |
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2025年12月11日(木) |
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