第333話 光陰矢の如し |
投稿:院長 |
月日が経つのは早いもので、2023年があっという間に過ぎ、新年を迎えて3週間が経過しました。 歳をとっても自分と向き合えるような趣味を持ちたいと思っていましたが、体力と気力の衰えのため、あれほど夢中になっていたマラソン大会にはすっかり出場しなくなり、そのかわりに昨年末からプラモデル作りを始めました。 実は、小学校の頃にプラモデル作りが趣味だったのですが、中でも戦艦や空母の繊細な構造に魅了されて、軍艦ばかり作っていました。 今の私も当時と変わらず、小学校の頃に作ったことのない軍艦ばかりを選んでアマゾンから買いだめしています。 そして今、建造中のプラモデルは、やまと在宅診療所にちなんで宇宙戦艦ヤマトです。 説明書通りに組み立てるだけでは気が収まらないので、船体にパネルラインと呼ばれる筋を掘ったり、戦艦大和の手すり、ラッタル(はしご)、アンカーチェーン、高角砲、連装機銃、レーダー、マスト、カタパルト(艦載機の発射装置)、艦首の菊の紋章などを、プラバンやエッチングパーツと呼ばれる金属を加工して随所に取り入れたりしています。そして、宇宙戦艦なのに艦載機がなんと零式艦上戦闘機(ゼロ戦)。 プラモ作りには欠かせないニッパー、ナイフ、接着剤、ヤスリ、塗料などは、昔に比べて格段に種類が増え、中でも接着剤は用途に応じてかなり多くの種類を使い分けることになりますが、パーツの位置決めをしている間に固まってしなったり、小さなパーツが手元から床に落ちて紛失したり(部屋を整理しておかないと捜索が大変!)、誤って自分の指を接着して指が離れなくなったり(笑)、予想外のハプニング連続で四苦八苦しています。 しかし、予想外の出来事が起きても、慌てずに別なパーツに置き換えたり、辛抱強く修復したり、作業の失敗を次に生かして工夫したりと臨機応変に対応することになるので、柔軟に発想する力や忍耐力は日常生活や仕事にも生かせるのではないかと勝手に考えています。 プラモ作りは、創意工夫、眼と手をフルに使った細かい作業の繰り返しが求められ、認知症予防にもなりそうですが、熱中してしまうと益々時間が早く過ぎてしまうので、あっという間に60代、70代に「ワープ」してしまわないか心配です。 こんな調子で、時が経つのとは正反対に遅々として進まない宇宙戦艦ヤマトの建造ですが、なんとか3月までに「在宅医療防衛軍、ヤマト発進!」となるように頑張りたいと思います。乞うご期待? |
2024年1月22日(月) |
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